向こう岸の様子
2011年8月、山下がIDRO JAPAN(国際災害支援機構)のロバートさん達に同行し、
東北の現状を目の当たりにしました。
現地の様子の写真と感想です。
(10/4(火)ロバートさんをゲストに、「東北に何ができる?」の意見交換会を行いました。 意見交換会のようす)
「震災のお陰で、価値観が変わって、世界が広がって、
違う生き方ができるようになったんよ。」
と言われるSさんご夫妻。
床の下に津波で溜まった泥を 知らない人達が一生懸命掻き出す姿を見て、
落ち込んでいる場合じゃないと思ったそう。
ボランティアグループに残った納屋を宿泊所として提供し、一緒に寝起きし、毎日作業をされています。
Sさん、船は守れたけれど、家も工場も流されました。
奥さんは津波に呑まれたけどなんとか助かり、
おばあさんは未だに行方不明。
なのにとても前向きな皆さんに、心打たれました。
雄鹿半島、牡蠣とワカメの養殖を営むSさんは、地震の後すぐ船に飛び乗り、
沖に出して一晩沖で過ごし、船を守ったそうです。
この日Sさんは船を出して、ボランティアの人を島に送ってくれていて、私も島を見に連れて行ってもらいました。。
沖に浮かぶ島の一つは、とてものどかで美しい場所で
海岸が地盤沈下して船着き場がなくなってしまった事と
海岸沿いの家が津波で流された風景だけを除けば 平和そのものでした。
いつもは観光客でいっぱいの島の民宿は ボランティアの人たちの中休みの場所としてひっそり営業していました。
石巻、小渕浜。地盤沈下は、1メートル以上。
満潮になると、漁村の海岸は、水没していきます。
東北3日目...
仙台、石巻、市内住宅街、地図でみると、家が沢山ありました。
フル稼働で、25年分のゴミ。ガレキの壁が、至る所に。