太陽村へようこそ

WELCOME to TAIYOMURA

2011年3月11日。

日出づる太陽村の向こう岸で大地震と津波が起きた。

向こう岸の人たちはいろんなものを失って困っているよ。

どんな小さなことでもできることはやりたいけど、

何が必要なのか、何ができるのかわからないと

こっちの岸でも困っている人たちがいっぱいいるよ。


だから向こうこっちを、

つなぐ場所をつくったんだ。

 

赤いテントが目印だよ。 ぜひ来ておくれ!

 

<コンセプト> 

宮城県内で発生したがれきの量は1800万トンにも上り、

その量は県内で1年間に排出される一般廃棄物量の 23年分に相当するという。

瓦礫の撤去には3年かかるという試算もあるが、

撤去後の再建を考えると復興にかかる年数というのは当たり前だが

短いものではないことが容易にわかる。

 

そんな中ボランティアで東北に行った友達の話を聞き、

ここ福岡での平和な日常とかけ離れたその実情に言葉を失った。

 

タイのスラム街の子ですら、無い中から募金をしてくれたというじゃないか。

 

同じ日本に住む私たちができることは、知らないだけで、もっとあるはず。

今はいろんな事情があって現地に行けない人も、

数年後にはボランティアに行けるかもしれない。

まずはどんな方法があるのかもっと知りたいと私は思った。

 

以前、世界がひとつの村だったら?という本が話題になったことがある。

どうしても他人事になりがちな地理的に離れている場所のことを身近に感じ、

より実感できるよいテキストだった。

 

それと同じで日本がもしひとつの村だったら?

その、ほんの向こう側の岸が津波におそわれたのだとしたら?

 

現状をもっと身近に感じられたら、きっとみんな、もっと行動を起すはず。

そのために仮設の村という小さなコミュニティーを作り、

誰でも気軽に参加できる情報交換の場を作りたい。

 

日常的に、そして継続的にできることを

人を通じて情報交換しあい、実際にやっていく。

一人でもそういう人が増えたら、復興への道のりはもっと短縮されるだろう。

そんな思いからこのプロジェクトはスタートした。

 

出会いが出会いを呼び、

たくさんの方が賛同して快く協力して下さり、

善意のパワーを日々感じている。

 

きっと日本各地でこんなイベントが開催され、

人と人がつながって支援の輪が草の根的に広がっているのだろう。

 

ひとつの光をここから。

みんなで灯せば、もっと明るく、強くなるから。

 

みんなの力が必要です。

ぜひ足を運んで、見て、感じて、

きっかけを見いだしてくれたらと思います。

 

 

 

◎ 太陽村について ◎

東北復興支援ボランティア団体

 

メールアドレス: taiyomura@gmail.com

 

・共同代表: 荒金祐子 (090-6421-8557)   

 佐賀県唐津市出身。福岡市在住。

 フリーランスのイラストレーター/デザイナー。   

 主な作品:福岡市「チャリ・エンジェルズ」キャラクターデザイン、  

      「ARDEUR」ロゴデザインなど。  

 

・共同代表: 山下香奈江(090-8353-8666)

 唐津市出身。福岡市在住。

 (有)エスペランサ 代表

 

 

・共同代表: 松川 英理子
 北九州市在住
 水彩画イラストレーター Eriko-Art
 福岡ダンスステージ(FDS)等活動の後渡米
 2009年 Fashion Institute of Technology卒業