2月25日 原発勉強会

昨日の原発勉強会終了しました。清水功也先生、いろんな画像を組み合わせてお話してもらいわかりやすく、また、恐ろしさも実感できました。
放射線は降り出した雨のようにぽつぽつと出ているらしいのですが
それが福島第一近辺では機関銃で打たれるような速度ででている、それを具体的な音で表現していただいたのがとても印象的でした。
無味無臭無音の放射能、しかしレーザー光線の様にそこに有るのですね。
また問題は放射能汚染ゴミ。全国の原発で広島原発1000発分のゴミが1年で出るそう。その処理方法は決まっていない。。。
現在は全国54基中稼働はたった2基。 なのに電気は止まらず、生活は継続できている。電気を作るために 福島周辺の広大な土地が汚染され、空気も水も広範囲で汚染されてしまった。アメリカ西海岸に津波の瓦礫が流れ着いているそう。放射能も届いているのでしょうね。
原発はコストが安いと言われているけど、保険は計算されていないそうです。保険と保障を含めると原発の電気は 1KWあたり8000円と言われるそうで、今月の私の家の電気使用量は191KW。この計算だと152万円!!! 脱原発派は感情的だと言われていますが、どうもそのようには思えません。また お話の最後に清水先生が紹介されたのは 渡辺謙さんのダボス会議でのスピーチでした。電気に頼る生活と言う事自体について考えさせられました。

渡辺謙さんのスピーチより。「足るを知る」人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。「原子力」という、人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きて行く恐怖を味わった今、再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/news/davos.html

わかりやすいお話、沢山の人にきいてもらいたかったのですが、広報のやり方と託児手配について課題が残りました。<K>