(原発勉強会 後編よりつづきです)
え~、前回より時間が空いてしまってスイマセン。
感想は時間置いて書いちゃいけないですね。メモ万歳。
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さて、前回のブログで
ひととおり清水さんの講演の目次に沿って
感想をほぼ述べ終わったわけですが。
講演の最後に
清水さんは映画「ラストサムライ」で一躍世界的な俳優となった渡辺謙さんの
ダボス会議(1/25)でのスピーチを紹介してくださいました。
全文は東京新聞のサイトに掲載されています。
確かこのスピーチ、なぜかスコミは「絆」の部分ばかりを取り上げ、以下紹介する内容に関しては全く触れなかったという状況がありましたね。
不思議ね~。まるで操られてるかのようね~。
以下、抜粋で紹介します。
”「国は栄えて行くべきだ、経済や文明は発展していくべきだ、人は進化して行くべきだ。」
私たちはそうして前へ前へ進み、上を見上げて来ました。
しかし度を超えた成長は無理を呼びます。
日本には「足るを知る」という言葉があります。
自分に必要な物を知っていると言う意味です。
人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。
こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。
「原子力」という、人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きて行く恐怖を味わった今、
再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。”
…なんかもう、言う事ないですね。
みんなが感じている事を、代弁してくれたと思います。
英語で世界に発信してくれて、ありがとう、謙さん。
紹介してくれて、ありがとう、清水さん。
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…で、さっき「最後に」って言ったんですけど、すいません、まだありました。
これホント最後に、これからのエネルギーについて。
原子力からどうシフトしていくかを
聞いて、話して、考え、議論していかなくてはいけません。
質疑応答での、参加者の質問
「化石エネルギーってそのうちなくなるんでしょうか?」
という問いに対しての回答。
化石エネルギー、よく「あと20年で枯渇する」というような説明をよく目にしませんか?
でもこれ、昔から言われてるけど、ずっと20年て言われてませんか?
化石燃料は実は20年以上もつようです。
その間にも、技術は進歩して、いわゆるエコ技術というか、より効率良いやりかたも創りだされていく。
そういう努力をして、原子力エネルギーから自然エネルギーにシフトしていくのに
時間はかかるが道はある、
という説明に納得でした。
この勉強会で原子力のしくみ、歴史、現状がつかめて、これからのエネルギーの事も考え、
脳みそが準備できました。
これからもこの事に注目して、情報を選択し(情報、隠されちゃうのよね)、自分で考えていこうと思います。
実は講義のあとのシャレオツなカフェでの交流会がまた内容が濃くて、
皆で意見を交わしながらの情報交換で、たいへん勉強になったのです。
お店の方、長居してゴメンなさい…。
一点付け加えるべきは、
すでに関東、千葉や東京などでも、出血など体の異常を訴える人たちが出てきているという事。
今回、そういった事例を集めた資料も清水さんのお手元にあったのですが、内容が多少刺激が強いこともあって、配布はしなかったそうです。
こういう報道って、どのくらいされているのかな…
まだまだ解決しないこの問題ですが、これからも関心を持っていきます。
清水さん、ご家族のみなさま、参加者のみなさま、ありがとうございました!
前編、後編、後編の後編と長くなりましたが、
読んでくださってありがとうございました。
(By Eriko)
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taiyomura (木曜日, 15 3月 2012 21:21)
追伸:私たちの力不足で参加人数がちょっと少なめで、講義が素晴らしかっただけに、残念でした。反省です。
また、このことに興味がある子育てママの参加者が集中して講義が聴けるように、託児はしっかり別にあった方が良い、というご意見も頂き、ごもっともです。今後に生かしたいと思います。